2018/09/30

宮城興業の靴のパターンオーダー(2足目)

前回初挑戦だった宮城興業の靴のパターンオーダー。あまりにも履き心地がよかったので、もう一足作ってみました。

今回は、U-TIPです。U-TIPは、デザインやモカシン部分の縫い方がちょっと変わるだけで、大分印象が変わってしまい、好みでなくなってしまうこともしばしま。宮城興業のパターンオーダーはサンプルをみることなく注文するのでなかなかの冒険ですが、ありがたいことに靴店や個人のブログなどが大変に参考になりました。何度も何度も確認して、栄 ES-14で作ることにしました。

作る靴が決まりましたので、次はオーダーです。

今回も取扱店である伊勢佐木町商店街のプロフィットイイジマにお願いしました。前回のときに採寸しているのですが、一応電話で予約の要否を確認。「採寸済みなのでそれほど時間はかからない。いつでもどうぞ。」とのことでしたがお伺いする日時を伝えました。

二足目となるともう慣れたもので、いろいろなオプションの丁寧な説明は省いてもらいました。そして、45日目…出来上がった栄 ES-14は期待どおりの出来!
今回は艶を抑えた革を選択
内側は「和創良靴」の刻印

靴の内側は赤にしてみました。インチキ臭くて最高です!

靴底には「日本国山形産」の刻印
本当はすぐにでも履きたいのですが、私は歩き方の癖でつま先が減りやすいため、靴にはヴィンテージスティールを装着するようにしています。プロフィットイイジマでは対応していないので、靴を受け取ったその足で、靴のメンテナンスでは絶大な信頼を置いているSUZUKI&SONに向かいます。
SUZUKI&SON
ちなみに、SUZUKI&SONは元町商店街裏から横浜市西区境之谷(横浜市営バス「久保山」近く)に移転しています。いやあ、黄金町駅から歩ける距離だと思いましたが、一山超えてへとへとですわ。これに懲りて、受け取りに行くときは、横浜駅東口のそごうのバス停から102番系統で久保山に行きました。納期は一週間。

相変わらず丁寧な仕事っぷりに感謝。
さっそく、プレメンテナンスを施して、散歩をと思ったのですがこの日は颱風接近で大雨。外に出られず。

2018/09/16

東京巣鴨の華姐私房菜で、廣東家常菜小宴会

宴会仲間から「巣鴨に廣東話と普通話しか通じない家庭料理店がある」との報告あり。そんな店があるだなんて、心穏やかにいられません。「これはすぐにでも行かねば!」と行こうと思ったら、友人が宴会をやるというので早速混ぜていただきました。
華姐私房菜は、巣鴨地蔵通り商店街の間口の狭い雑居ビルの地下一階にあります。その雑居ビルがあまりにも地味で、googleMAP頼りに辿りついているハズなのに、ビルに気が付かずに店の前を行ったり来たりしてました。
「なんだここか!」と苦笑いしながら狭い階段を降りると、居酒屋居ぬき感満載!いいじゃあありませんか!
店は、T字型の構造となっており、カウンター席4、奥には6人掛けのテーブルが2卓となっております。そして、女将さんの娘さんが少し日本語が話せるようです。しかし、娘さんがいなければ、この店では日本語は通じません。メニューも中国語ですので、行かれる方は十分に気を付けてください。
さて、この日は特別な料理ではなく、メニューから注文。
1.手撕鹽焗雞
2.例湯
3.荷葉飯
4.馬蹄魷魚蒸肉餅
5.蝦醤炒通菜
6.蒸鳳爪
7.鹹魚鷄粒茄子煲
8.大腸炒青瓜
9.馬蹄糕

 
 
なんだか、親戚の家に集まって叔母さんの手料理を食べている感覚に陥ります。これはなかなかに得られないもので、とても温かい気持ちになりました。
これは、言い換えると、「プロの手によるレストラン料理」を期待するのであれば、他の店に行くべきだということ。華姐私房菜に行くのであれば、利用方法を間違えないようにしてください。なんてったって、この店は華姐私房菜(ワー姐さんのキッチン)なんですから!

ちなみに、この日は味付けが濃過ぎなものがありました。聞いてみると、「日本人向けに味濃いめにした」とのこと。日本人が味が濃いのが好きかどうかは別として、彼ら/彼女らはそう信じているひとが多いのです。
初めて行く店ではこれに注意しなくてはいけません。事前にどういう味付けにするか言っておくのがよいです。

非常に興味深い店がオープンしてくれました。今後の発展が楽しみです。