2019/04/29

郷土料理<ともん>で春の山菜宴会

埼玉県入間市にある至宝、郷土料理のともんでの春宴会。毎シーズン、友人が宴会を企画してくれるのが楽しみです。


前回の宴会では、開始早々飲んだくれてしまい小上がりで居眠り。目が覚めたら宴会がお開きにになっていたという失態を演じました。


 今回はそれに懲りて、飲酒をセーブ。なんとか完走できました。もちろん、帰宅の電車のなかでは、1時間ほど爆睡でしたが…


 今回もともんのみなさんが、自ら山奥に分け入って採取してきた山菜や川魚を堪能することができました。


いつも思うのですが、ともんの料理の数々、若いときに訪問していたとしたら、この良さ、奥深さを全く理解できなかったに違いありません。


額に汗して働いて、働いて、喜んだり、悲しんだり、楽しんだり、悩んだりと喜怒哀楽を経験し、ひとの優しさに触れて自分自身が成長して初めて理解できるような、そんな味わいがします。
自分が生きてきた歴史を振り返らせてくれるともんの料理に触れることができたことに感謝するばかり。平成最後のともん宴会ということも相まって、一層感慨深いものがあります。

2019/04/27

中華銘菜 慶 Qingで、旬のホタルイカを食べる

中華銘菜 慶 Qingのオーナー梁さんが、香港から帰ってきたタイミングを見計らって訪問しました。もちろん、予約ありです。
準備万端の燒臘
香港から仕入れた鹹檸檬二種

黒板
慶に行ったら、黒板メニューを眺めるのがとても楽しみ。季節の食材を使った料理名が板の上で躍っています。どれもこれも美味しそうで全部食べてみたいのですが、そういうわけにもいきませんので、悩むところです。そんなとき、梁さんの手が空いていれば、料理の選択の相談にも乗ってくれます。この日は入店が早く、他にお客さんもいませんでしたので、相談に乗っていただきました。

まずは、スープ。慶に行ったら広東料理店ならではの例湯(その日のスープ)をいつも楽しみにしているのですが、「今日は蒸スープがあります」とのこと。おお!そういうことなら蒸スープでしょう!


淮杞菜胆排骨燉鳳爪
材料は別皿に引き上げて、スープはスープだけで、材料はおかず一品として楽しみます。確認できた食材は、クコ、干ヤマイモ、干貝、広東白菜の根元、スペアリブ、モミジ。蒸スープならではの豊潤な香り、深い味わいに陶然となります。

そして、春の味覚「ホタルイカ」の文字が!!!!いやあ、もうホタルイカ大好きなんですよ。毎シーズン、ホタルイカの供養をしなきゃいけないくらい食べるんです。今回は、春巻と炒めものを注文しました。
富山蛍烏賊炸春巻
富山蛍烏賊炒時菜
ホタルイカの風味が際立つこの二品!最高です。たまりませんです!

ふと黒板の右端をみると「香港風土鍋炊きごはん」の文字が!「土鍋を買ってきました。昨日まで土鍋を水に浸けていたんです。今日が初です。」とのこと。そんなことを言われたら注文しないわけにはいきませんよね。
 臘腸臘肉煲仔飯(状態A)
臘腸臘肉煲仔飯(状態B)
炊き上げた状態(A)で見せていただき、その後臘肉、臘腸を切った状態(B)で提供されます。タレを投入し、良くかき混ぜます。小皿に青菜炒めがついてきましたので、当然、これも乗っけて食べました。

オーナーの梁さんの受け売りですが、米を少し硬めに炊くことで、肉の油が染みて美味しくなるとのこと。実際に美味しいです。また、おこげも香ばしく、歯応えもいい感じに出来上がっておりました。

〆にデザートと行きたいところでしたが、もうお腹いっぱい。お会計となりました。

いつもながらに大変に美味しい料理と快適なひとときを過ごすことができました。ありがとうございました!