2009/03/21

薑母鶏火鍋宴::台南茶寮(東京茅場町)

台南茶寮(東京茅場町)で薑母鷄火鍋宴。


今回も、友人に依頼して、薑母鷄火鍋宴を設定していただいた。
本来、薑母鷄は、真冬にこそ試したい鍋ものなのですが「春とはいえど、花冷えもあるに違いない」ともっともらしい言い訳をつけて、春まだ浅い時期での実施。

もちろん、今回も幹事が何度も店まで足を運び、いろいろ交渉して料理を決定している。
梅花併盤
鹹蜊仔
蚵仔煎
肉醤香菜沙律
鮮菇茭白
脆炸鷄巻
炒A菜
薑母鷄
<画像は、あとに沢山でてくるよ>

廚師(おっちゃん)張り切りすぎだぜ!
火鍋にたどり着く前に、腹いっぱいになってしまったではないか!いやね、ここのおっちゃんは、大店出身なので大菜(宴会料理)作りたくってしょうがないのがアリアリ。なので、客も受けてたたないとね。

台南茶寮の薑母鷄は、私が横濱橋商店街の臺灣料理屋で食べた「ほとんど寄せ鍋」とは違ってずっとマニアック。徹底して「身体を温める効果を追求した」ものとなっていました。具は、烏骨鷄のみ。追加でキャベツ。スープは、棗・當歸・杞子・それから袋に入った謎のものが、臺灣米酒とともに強い芳香を放っており、苦手は方にはとことん苦手かもしれないのですが、好きなひとには全く無問題。
また、コンロで加熱されるに伴って、アルコールが飛ぶと辛味が抜け、スープにほんのりと甘みがでて、これがまた旨さひとしおなのだ。

ところで、台南茶寮は、写真にもあるとおりオフィス街にあり「旨いものを出す店とは思えない」風情である。しかし、交渉する手間をかけるだけで、こんなにも興味深い料理をだすようになるのだ。面白いとは思わないか?














2009/03/15

臺灣家郷菜宴::台南茶寮(東京茅場町)

茅場町・台南茶寮で、臺灣家郷菜宴
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客:「この店の臭豆腐は何でこんなに臭いんだ?
   もっとまともな臭豆腐を持って来い!」
店:「ええ、いいですが、まともな臭豆腐も臭いですよ。」

・・・お約束の会話である。
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友人主催の臺灣家郷菜宴会に参加させていただいた。
http://blog.livedoor.jp/itaco_88/archives/51628852.html#more


場所は、茅場町のホテルユニバース裏手にある臺灣料理店・台南茶寮。
本来、日曜日は店は休みだが、無理言って営業してもらっている。こう
いうときは、 店にはそれなりの売り上げを確保してやるのも、幹事の重
要な仕事である。客だけいい思いをしようなんて考えでは、店との良好
な関係は維持できない。

従って、当然、満席。

今回の料理はこれ(画像は下のほうにあるよ)。
 醤蘿蔔
 鹹蜊仔
 泡菜
 滷豬耳
 香菜沙律
 油飯
 炸臭荳腐
 紅燒豬脚
 茘芋鶏翼
 炒時菜
 煮大腸
 醸涼瓜
 東坡肉
 鹹菜豬肚湯
 炒米粉
 愛玉

・・・盛りだくさん。
もちろん、普段はこういう料理を用意しているわけではなく、幹事が何度
も店に通って交渉して内容を決定している。この手続きを経なければ、こ
ういう稀有でバラエティに富んだものなど(ましてや炸臭豆腐など)はで
てこない。

同じ店で宴会をしても、幹事が異なれば、内容も全く異なってくる。店に
予約を入れればそれで仕事は完了だと思っているようなひとが幹事だと、
その内容は惨憺たることになるのだ。

ところで、今回のテーマは、臺灣の郷土料理。ここの大廚師(おっちゃん)
は大店出身の大ヴェテランなので、宴会料理をだしたがるのだが、そこを
ぐっと堪えていただいた。しかし、ドサクサにまぎれて「醸涼瓜」なんて、
気の利いたものをだしたりするので、隅に置けない。
全般的に良好で、この日は特に東坡肉の出来がよかったように思う。それ
から、 油飯も旨かった。

今度は、薑母鴨火鍋の鶏版をやってもらおうかと思っている。うまく言葉
が 通じないので、どんなことになるのかわらないけど。
ほかにも、高級店っぽい料理をだしたがっているので、それなりの予算を
組んで好きにやらせても面白いかもしれない。

いろいろアイデアが浮かんでしまう、そんな店だ。