2026年の新年会を南粤美食で開催しました。
料理内容はいつもどおりこちらからリクエスト。その後何度か店側とやり取りをして最終形は以下のとおりとなりました。
豉油王乳鴿
子バトの醬油煮です。南粤美食では、豉油鴨や鹽焗雞が名物ですが子バトも美味しいです。今回は宴会ですので、特別料理の子バトの醬油煮を前菜としてリクエスト。もちろん、ひとり一羽というわけではなく、4分の1づつ切り分けたものとなります。
南瓜紅蘿蔔蓮藕排骨湯
カボチャ、ニンジン、レンコン、豚スペアリブのスープです。
冬らしい季節の食材を使ったスープ。広東料理ならではの滋味溢れるおいしさがあります。ちなみに、オーナーシェフの提案によりスープは「カボチャが溶ける位煮込んだ」状態です。濃湯(ポタージュ)ほどではありませんが、カボチャの甘みが引き立ち、魂が喜ぶ味わいとなりました。
具は別皿で提供されました。香港で例湯を注文するとこういうスタイルで提供されることが多く、「なんか一品得した」気分になります。
清炒芥蘭
ガイランの炒め物。これも冬の野菜です。苦みと甘みと歯応えが素晴らしい。
蝦子生根豆腐
海老の乾燥卵と球状油揚げの煮物。これを初めて食べたのは、香港灣仔にあった醉湖海鮮酒家です。海老の乾燥卵の風味と味わいが油揚げに沁み込んで美味しいんです。もちろん、南粤美食の蝦子生根豆腐も素晴らしい仕上がりでした。
で、当然のごとく...
白飯
ここは白飯の登場でしょう。どんぶり山盛りの白飯登場です。
薑葱生蠔荳腐煲
ショウガと牡蠣の土鍋煮です。南粤美食冬の絶品のひとつは牡蠣の土鍋煮でしょう。ショウガが効いて牡蠣の旨味とよく合わさってとても美味しいんですよ。これもごはんが進みます。
ちなみに、冬の絶品にはもうひとつあって、宴会時の特別料理である芋仔燜鴨(里芋と家鴨の煮込み)も相当に美味しいです。
清蒸鯛魚
鯛の蒸し物です。南粤美食での宴会では、魚料理は清蒸は敢えて避け、豆類やら大根などと蒸したり煮たりした郷土色が濃いものを出してもらうことが多いです。今回は、コースの組み立て内容からサッパリ味にして広東料理の王道の清蒸にしました。期待通りです。これもゴハンがすすみます。
牛肉片粥
牛肉の粥です。締めの炭水化物。いつも悩みます・・・炒飯類、煲仔飯類、麵類あるいは潔く白飯。今回は、コースの構成から牛肉を使った粥にしました。人生でもトップクラスに美味しい粥でした。
蝦吐司
海老すり身をパンに塗って揚げたもの。たまにはいつもと毛色が違うものを依頼してみました。長崎では卓袱料理のひとつとして伝わって来たハトシです。サクサクとして美味しいのですが、コースの終盤に揚げ物はちょっと重かった。これはコースを組み立てた私の責任です。いつか、蝦吐司を組み込んだ點心宴会を開催してみたいと夢が広がりました。
薑汁蕃薯糖水
ショウガとサツマイモの甘いスープ。例年なら冬宴会のデザートは紅荳沙(おしるこ)ですが、今年はサツマイモの甘いスープにしてみました。香港っぽいでしょ?身体が温まります。
いつもながらに茶色世界でインスタ映えのしない地味な内容ですが、私好みの素晴らしい内容でした。オーナーシェフの黄さんに感謝。適切なサービスを提供してくれたスタッフの皆さんに感謝です。
それから、いつも参加してくれる宴会仲間にも感謝。それなりの人数が揃わないとこういう宴会ってできないんです。
これからもよろしくお願いいたします。