2012/01/11

香港仔魚類統營處



縁があって、香港島南部・香港仔にある魚河岸(魚類統營處 http://www.fmo.org.hk/index/lang_tc/)の魚河岸関係者用食堂に行ってきた。魚河岸関係者用食堂とはいっても、店が暇になる時間帯を一般開放して売上増を図っているようだ。日本でも、企業や学校などが午後2時くらいになると食堂を一般開放するところがある。あれだと思っていただければいいだろうか。日本の一般開放の食堂と大きく異なるのは、ここで食事をするまでに高いハードルをいくつも越えなくてはならないことだ。

  1. 予約時のハードル
    (1)予約は広東語
    予約要である。なぜなら、いつ一般開放しているのかわからないから。
    予約は広東語を使うこと。予約客が日本人だとわかると、電話口に怪しい日本語を操る職員がでてくる。
    この日本語が怪し過ぎて、却って面倒なことになる。したがって、予約は広東語で通す。
    (2)海鮮料理の知識要
    予約時に食べたい食材、料理名を広東語で伝える。これができないと、食べたい料理を予約することはできない。
    (3)人数は8名から12名くらいは揃える
    魚のスープが旨い。これを予約すると、予約客のためだけに大きな鍋に作ってくれる。
    あまりにも美味しいので何杯でもいけそうだが、できれば12名は揃える。
    (4)豊富な予算を用意
    魚河岸といえども、海鮮の値段は安くない。豊富な予算を用意しておく。

  2. 食堂に辿り着くまでのハードル
    (1)魚河岸敷地内は、トラックが激しく行き交っている。信号も横断歩道も安全地帯もない。
    (2)停まっているトラックでは荷を上げ下ろしをしている。通行者の頭上を荷が激しく飛び交う。
    (3)水槽付きのトラックからは、海水がバシャバシャとあふれ出ている。横にいれば、当然、ずぶぬれになる。
    (4)地面は滑る。
    (5)魚河岸敷地内で歩ける場所は、トラックとトラックの隙間しかない。そこは、荷を乗せた台車が激しく行き交う。
    (6)看板などでていないので、どこに食堂があるのかすらわからない。


  3. この食堂に行くことは、要領を得た威勢のいいプロが集う職場に、要領を得ない素人が迷い込むことである。当然、彼らの邪魔をすれば怒鳴られることになるだろう。これは、ちょうと築地のセリに観光客がきてセリの邪魔になって問題となっていることと同じだ。ここを訪れるのなら、仕事中の彼らの邪魔をしないようにしたい。
  4. 食堂に入ってからのハードル
    (1)メニューはない。予約したもの以外で食べたいものは、広東語で交渉して決める。
    (2)トイレが遠い。たどりつくまでに、トラックに轢かれる。


ここにリストしたとおり、魚河岸の施設を一般客に開放しているのだが、ハード面ソフト面ともに受け入れ態勢は全く出来ていない。
そもそも、ここは「店」ではないのだから仕方がない。他の「店」で得られるサービスを要求するのであれば、普通にレストランに行けばよいだけの話だ。
この食堂を訪れるひとは、店の事情をしっかりと理解し、不便を楽しむ余裕があるひとだけが楽しむことができるだろう。それができないひとは、この食堂を訪れて、facebookかブログに「がっかりしました」とか書き込んで終わることになる。


食べてきた料理は次のとおり。
















2011/12/07

忘年會2011-横濱中華街・大珍樓本店

季節は巡る。
大珍樓本店のメニューに山羊肉火鍋が登場すると、いよいよ冬の到来だ。
そして、それは忘年會や新年會の集まりの合図でもある。

2011年の忘年會には、老若男女が18名(大人14名、子供4名)もきてくれた。
ほとんど、幼稚園の生徒とOB・OGによる園長先生を囲んでの謝恩會状態で、
それはそれは賑やかで笑いの絶えないものとなった。
一年の締めくくりの宴會に相応しく、心地よい疲れが、気持ちよかった。

ところで、大珍樓本店では、「煲煲好」という香港ローカル味の料理を
提供することをコンセプトにしているメニュー群がある。
大抵の店の”香港”料理は、「なんちゃって香港」なのだが、ここは
相当に頑張っていると思う。

この日は、以下のようなメニューを注文した。これらが「メニューに
載っている」こと自体、日本では特別で貴重なことなのだ。日本に居ながら
にして、香港風の味付けの料理が楽しめるのは、ありがたいことだ。

天龍菜館の鄭氏が引退した現在、横濱中華街で香港ローカルの味を提供
するのは、大珍樓本店だけである。食べ放題もいいけれど、「煲煲好」
の料理を注文して欲しいものだ。


燒肉



白灼尖肚



麻辣牛[月展]



燒鴨



佛山燻蹄



支竹山羊腩煲の野菜



野菜投入直後の支竹山羊腩煲



食べごろの支竹山羊腩煲



海蜇



薑葱蠔豉



脆炸豬大腸



醉鷄火鍋



蝦醤茄子


あとは酔っ払ってよく覚えていないや。

2011/11/07

横濱中華街・萬来亭・上海蟹宴会2011

秋風が吹いてくると、上海蟹が恋しくなる。ただの蟹なのにね。
おまけに、小さいくせに高い。それでもやっぱり恋しくなるのは、
季節感があるからかな?

毎年、萬来亭で上海蟹宴会を実施している。だいたい、オスもメス
も旨い11月上旬以降で実施することが多いかな。予約は2ヶ月前
から入れている。そのくらい、気合が入っているのだ。

ところで、2011年の秋はかなり暖かい。こんなに暖かくて、
上海蟹が痩せてしまって美味しくなかったらどうしよう・・・なんて
ひとり心配したのですが、そんなことは杞憂でしかありませんでした。

● 日時:2011/11/06(日)14:00~
● 人数:大人9名 子供3名
● 内容:
上海蟹料理を中心に季節の料理の組み合わせ。

● 特記事項:
1. 何度か店に足を運んで相談し、本文の内容となった。
2. 化学調味料を使わないように依頼した。
3. この宴会と同じようなものを食べたいと考える方へ
(1) 必ず予約してください。
(2) このページをプリントアウトして、店にもって行っ
て相談してみてください。電話ではなく、店に迷惑
にならない時間帯に幹事本人が出向いて相談しましょう。
幹事ならその程度の仕事はやりましょう。
(3) 十分な予算を提示し、できることできないことを
確認してください。食通を気取って、無理難題を
押し付けたりしないこと。
(4) 10月中盤~11月後半なら、ほぼ同じものはでてくる
可能性は高いです。

そろそろメンバーが集まってきたようです。ひとり遅刻だな。
まあいいや、はじめちゃえ!

1. 雜錦併盤(魚燻・油爆蝦・[火考]腐・毛荳炒百頁・肴鴨・素鷄)
上海料理店ならではの、前菜の数々。


前菜が美味しいからと言って沢山食べると、宴会最後の料理まで食べきれなくなっちゃうよ・・・でも、やめられないのだ!

2. 醉蟹
上海蟹を酒に漬け込んだもの

あいかわらず甘みを帯びてねっとりとした妖艶な美味しさだ。
横濱中華街なら、上海蟹シーズンになると醉蟹を予約なしでも出す店が登場する。
六鳳居、桃源邨、東林、翠鳳本店あたりだろうか?他の店もあるかも知れない。
美味しいので食べ比べてみて欲しいものだ。

3. 排骨蒸南瓜盅
バラ肉を揚げたものを、南瓜をくり抜いた器に入れて蒸したもの。





ずーっと以前に一度作ってもらったものを久しぶりに依頼してみた。
今回は、南瓜の果肉がクリーム状になるほどに熱が入れられている。排骨の旨みを存分に吸って、やっぱりとてつもない美味しさに変化している。
あまりに美味しさにひれ伏しました。

4. 清蒸大閘蟹
蒸し上海蟹

11月上旬は、雌も雄も美味しい季節です。
もし、蟹は雌こそ美味しいとか思っているひとは、その考えは改めるべきです。
雄も美味しいですから、11月になったらお試しください。

5. 油淋鯧魚
マナガツオのパリパリ揚げ、油淋ソースがけ。

この宴会のために特別に仕入れてもらった大きなマナガツオをパリパリに焼いて、甘辛酸っぱいソースをかけたもの。
皮がパリパリして香ばしく、肉厚の身も食べ応えがあって大変に美味しい。
マナガツオがこんなにも美味しい魚だとは、知らなかった。
毎回、新たな発見がある萬来亭です。

6. 醤爆大閘蟹
上海蟹のみそ炒め

この料理の美味しさというのはなんと説明すればいいのかな?
蟹肉の旨みと、甘味噌の甘みがこんなにも呼応しあって、なにかとてつもないものに変化したと表現したら大げさだろうか?全然大げさじゃないんだけどね。
上海蟹の出汁が溶け出したみそを、麪やご飯に絡めると、美味しいんだよ。

それが、これだ。
7. 麪
萬来亭名物の上海炒麪に使われる太麪を茹でて、醤爆大閘蟹のみそと混ぜて食べる。

画像はあまり綺麗じゃないんだけど、この美味しさは桁違いで、もう幸せなのだ。

8. 甜品(香蕉春巻/紅荳沙春巻)
バナナ春巻き/あんこ春巻き

これは、上海料理でもなんでもなくて、私の思いつきで作ってもらった。
萬来亭の宴会では、桂花酒醸圓子という素晴らしいデザートがあるのだが、たまには他のも食べたいという気分になって提案してみた。
想像したよりもずっと美味しいものになったので、かなり嬉しかったりする。

今回は、化学調味料不使用の依頼がよく守られ、素晴らしい内容となった。
また、同席してくれた友人たちのお陰で、笑い声の絶えないひとときとなった。

2011/07/11

隆蓮

横濱中華街の新店・隆蓮に行ってきた。店頭に「ご挨拶」が掲げられていて、
「伝統の廣東名菜を伝えたい」とある。これは、行くしかないだろう?

メニューを開くと、品数は少ない。廚師が超高齢なので、メニューを絞りにし
ぼっているのだろう。その中から、次のメニューを選んだ。オーダー時に、味
の素を使わないように依頼。

・陳さんのお勧め薬膳スープ
・海鮮蒸水蛋
・紅焼牛[月南]
・白飯

この味・・・香港のホテルの人気レストランの味だ。たとえば、福満樓とか怡東軒
あたり。味の抜けがいいのだ。ひとによっては、「味がついていない」と言う
かも知れない。

もうちょっと品数が欲しいところだが、それは贅沢というものなので、特別な
ものが食べたかったら予約して、オーナーか廚師と相談することになる。

ところで、店に手伝いにきていた廚師の妹さんと、中華街の昔話で盛り上がっ
てしまった。今の中華街は、残念ながらいい方向には向かっていないという意
見で一致した。

ここ数年、中華街は古くからあった店が次々と姿を消し、個性のないグループ
店が勢力を拡大している。しかしながら、そんな中でも、まだまだ個人経営店
が頑張っている。新しく中華街にデビューしたこの隆蓮もまた頑張って欲しい
と願っている。

2011/05/04

謝謝臺灣

台湾のみなさんにお礼がいいたくて、台湾の新聞にお礼広告を掲載しようという謝謝台湾計画に参加させていただいた。

感謝の気持ちが伝わるといいんだけど。

2011/04/29

謝謝臺灣

身為日本國民
對各位臺灣人提給我們的援助
由衷感謝
感謝您們

2011/03/14

謝謝臺灣 ありがとう台湾

台湾のみなさんの気持ち とてもうれしいです。