2012/03/25

粤和軒登場


粤和軒外観



全陸杰大廚師


友人が酔っ払って平井駅前の商店街をフラフラ歩いたところ、「粤」の文字が入る屋号の店を発見したのだそうだ。
「粤」は、日本読みを「えつ」、廣東読みを「ぃゆっ」。廣東を意味する文字で、たとえば、「粤菜」なら廣東料理、「粤劇」なら廣東オペラとなる。
この文字は、日本の学校では教えていないので多くの日本人は読むことができない。
「日本人が読めない文字を店名に使うのだから、きっと何かあるに違いない。」と友人のアンテナが激しく反応して、そのまま宴会の相談となったそうだ。
ちなみに、粤和軒にはフリガナがあって、「ケワケン」となっている。日本読みなら「エツワケン」が正しいのだが、そんな些細なことは気にしなくてよろしい。

今回の宴会は、幹事が数日前から店主と相談して決めた内容となっています。
日本の中国料理店で、この何気ない家常菜(家庭料理)、家郷菜(郷土料理)をだしてもらうには、事前の相談がこのうえなく重要で、いきなり店を訪れてもありつくことはできません。
言い換えると、それなりの手続きを踏めば、こういう料理を食べることができます。
もちろん、店の暇そうな時間帯に顔をだして相談するのがベストです。
電話での相談は、店が忙しいかもしれませんので、やめておきましょう。


1. 椰子合桃



2. 豉油鷄、沙薑鷄、叉燒



3. 西洋菜紅蘿蔔豬肉湯



4. 西洋菜紅蘿蔔豬肉湯の具(干した西洋菜を使用)



5. 南乳炆蓮藕



6. 陳皮蒸牛肉餅



7. 蝦醤炸鷄



8. 鹹魚荳腐臘肉煲



9. 清炒西洋菜(幹事の持込み)



10. 炒河粉

11. 龜苓膏(画像なし)


大変、おいしゅうございました。
幹事さん、ありがとうございました。
お店のみなさんもありがとうございました。

粤和軒
東京都江戸川区平井4-5-8
03-5875-0660

2012/02/18

冬日福建菜宴 横濱中華街・福満園本店

福満園本店で久しぶりの福建菜宴会。
福満園は、夏のマテ貝を使った料理もおいしいのですが、牡蠣を使った料理はもっとおいしいので、冬にも宴会です。
2012年は厳冬で、宴会を実施した2月12日は、横濱はシーズンで最も寒い日となりました。
ところで、インフルエンザの季節でもある真冬の宴会は、ドタキャン率が高くなるのが幹事の頭痛のタネ。特別料理だらけの宴会ですと、キャンセル料がかなりの痛手となります。
そこで、今回は個室と一品だけ特別料理を予約して、あとは当日メニューから選んでテキトーに楽しむということにしました。
さて、宴会当日、予約した料理ができないことが判明しました。まあ、そんなことで驚く私たちではありませんし、福満園には食べたこともない料理がいくらでもあるのですから無問題です。
今回はこんな料理を食べてきました。予約なしでこれほどのものが出てくるって凄いことだと思います。

しかし・・・8人でこんなに食べたのか?


清炒荳苗


鹵味併盆


鹵味併盆(タレ)


海鮮番薯丸


海鮮番薯丸(団子の中身)


椒鹽白飯魚


兎肉薬膳


辣味炒豬大腸


海蠣煎餅


酥炸海蠣


水煮牛肉(四川料理)


小煎海螺(四川料理)


海鮮芋頭燜太粉


福満園特製湯


黒炒飯


杏仁荳腐


椰汁西米露


南瓜餅


残念だったのは、メニューにあっても材料の用意がなくてできない料理が何品かあったこと。やっぱり、予約するのが基本ですね。

2012/01/11

香港仔魚類統營處



縁があって、香港島南部・香港仔にある魚河岸(魚類統營處 http://www.fmo.org.hk/index/lang_tc/)の魚河岸関係者用食堂に行ってきた。魚河岸関係者用食堂とはいっても、店が暇になる時間帯を一般開放して売上増を図っているようだ。日本でも、企業や学校などが午後2時くらいになると食堂を一般開放するところがある。あれだと思っていただければいいだろうか。日本の一般開放の食堂と大きく異なるのは、ここで食事をするまでに高いハードルをいくつも越えなくてはならないことだ。

  1. 予約時のハードル
    (1)予約は広東語
    予約要である。なぜなら、いつ一般開放しているのかわからないから。
    予約は広東語を使うこと。予約客が日本人だとわかると、電話口に怪しい日本語を操る職員がでてくる。
    この日本語が怪し過ぎて、却って面倒なことになる。したがって、予約は広東語で通す。
    (2)海鮮料理の知識要
    予約時に食べたい食材、料理名を広東語で伝える。これができないと、食べたい料理を予約することはできない。
    (3)人数は8名から12名くらいは揃える
    魚のスープが旨い。これを予約すると、予約客のためだけに大きな鍋に作ってくれる。
    あまりにも美味しいので何杯でもいけそうだが、できれば12名は揃える。
    (4)豊富な予算を用意
    魚河岸といえども、海鮮の値段は安くない。豊富な予算を用意しておく。

  2. 食堂に辿り着くまでのハードル
    (1)魚河岸敷地内は、トラックが激しく行き交っている。信号も横断歩道も安全地帯もない。
    (2)停まっているトラックでは荷を上げ下ろしをしている。通行者の頭上を荷が激しく飛び交う。
    (3)水槽付きのトラックからは、海水がバシャバシャとあふれ出ている。横にいれば、当然、ずぶぬれになる。
    (4)地面は滑る。
    (5)魚河岸敷地内で歩ける場所は、トラックとトラックの隙間しかない。そこは、荷を乗せた台車が激しく行き交う。
    (6)看板などでていないので、どこに食堂があるのかすらわからない。


  3. この食堂に行くことは、要領を得た威勢のいいプロが集う職場に、要領を得ない素人が迷い込むことである。当然、彼らの邪魔をすれば怒鳴られることになるだろう。これは、ちょうと築地のセリに観光客がきてセリの邪魔になって問題となっていることと同じだ。ここを訪れるのなら、仕事中の彼らの邪魔をしないようにしたい。
  4. 食堂に入ってからのハードル
    (1)メニューはない。予約したもの以外で食べたいものは、広東語で交渉して決める。
    (2)トイレが遠い。たどりつくまでに、トラックに轢かれる。


ここにリストしたとおり、魚河岸の施設を一般客に開放しているのだが、ハード面ソフト面ともに受け入れ態勢は全く出来ていない。
そもそも、ここは「店」ではないのだから仕方がない。他の「店」で得られるサービスを要求するのであれば、普通にレストランに行けばよいだけの話だ。
この食堂を訪れるひとは、店の事情をしっかりと理解し、不便を楽しむ余裕があるひとだけが楽しむことができるだろう。それができないひとは、この食堂を訪れて、facebookかブログに「がっかりしました」とか書き込んで終わることになる。


食べてきた料理は次のとおり。
















2011/12/07

忘年會2011-横濱中華街・大珍樓本店

季節は巡る。
大珍樓本店のメニューに山羊肉火鍋が登場すると、いよいよ冬の到来だ。
そして、それは忘年會や新年會の集まりの合図でもある。

2011年の忘年會には、老若男女が18名(大人14名、子供4名)もきてくれた。
ほとんど、幼稚園の生徒とOB・OGによる園長先生を囲んでの謝恩會状態で、
それはそれは賑やかで笑いの絶えないものとなった。
一年の締めくくりの宴會に相応しく、心地よい疲れが、気持ちよかった。

ところで、大珍樓本店では、「煲煲好」という香港ローカル味の料理を
提供することをコンセプトにしているメニュー群がある。
大抵の店の”香港”料理は、「なんちゃって香港」なのだが、ここは
相当に頑張っていると思う。

この日は、以下のようなメニューを注文した。これらが「メニューに
載っている」こと自体、日本では特別で貴重なことなのだ。日本に居ながら
にして、香港風の味付けの料理が楽しめるのは、ありがたいことだ。

天龍菜館の鄭氏が引退した現在、横濱中華街で香港ローカルの味を提供
するのは、大珍樓本店だけである。食べ放題もいいけれど、「煲煲好」
の料理を注文して欲しいものだ。


燒肉



白灼尖肚



麻辣牛[月展]



燒鴨



佛山燻蹄



支竹山羊腩煲の野菜



野菜投入直後の支竹山羊腩煲



食べごろの支竹山羊腩煲



海蜇



薑葱蠔豉



脆炸豬大腸



醉鷄火鍋



蝦醤茄子


あとは酔っ払ってよく覚えていないや。