2018/09/16

東京巣鴨の華姐私房菜で、廣東家常菜小宴会

宴会仲間から「巣鴨に廣東話と普通話しか通じない家庭料理店がある」との報告あり。そんな店があるだなんて、心穏やかにいられません。「これはすぐにでも行かねば!」と行こうと思ったら、友人が宴会をやるというので早速混ぜていただきました。
華姐私房菜は、巣鴨地蔵通り商店街の間口の狭い雑居ビルの地下一階にあります。その雑居ビルがあまりにも地味で、googleMAP頼りに辿りついているハズなのに、ビルに気が付かずに店の前を行ったり来たりしてました。
「なんだここか!」と苦笑いしながら狭い階段を降りると、居酒屋居ぬき感満載!いいじゃあありませんか!
店は、T字型の構造となっており、カウンター席4、奥には6人掛けのテーブルが2卓となっております。そして、女将さんの娘さんが少し日本語が話せるようです。しかし、娘さんがいなければ、この店では日本語は通じません。メニューも中国語ですので、行かれる方は十分に気を付けてください。
さて、この日は特別な料理ではなく、メニューから注文。
1.手撕鹽焗雞
2.例湯
3.荷葉飯
4.馬蹄魷魚蒸肉餅
5.蝦醤炒通菜
6.蒸鳳爪
7.鹹魚鷄粒茄子煲
8.大腸炒青瓜
9.馬蹄糕

 
 
なんだか、親戚の家に集まって叔母さんの手料理を食べている感覚に陥ります。これはなかなかに得られないもので、とても温かい気持ちになりました。
これは、言い換えると、「プロの手によるレストラン料理」を期待するのであれば、他の店に行くべきだということ。華姐私房菜に行くのであれば、利用方法を間違えないようにしてください。なんてったって、この店は華姐私房菜(ワー姐さんのキッチン)なんですから!

ちなみに、この日は味付けが濃過ぎなものがありました。聞いてみると、「日本人向けに味濃いめにした」とのこと。日本人が味が濃いのが好きかどうかは別として、彼ら/彼女らはそう信じているひとが多いのです。
初めて行く店ではこれに注意しなくてはいけません。事前にどういう味付けにするか言っておくのがよいです。

非常に興味深い店がオープンしてくれました。今後の発展が楽しみです。