2022/06/12

南粤美食で梅雨宴会2022

新型コロナウイルスの感染状況も小康状態となり、油断はできないものの街には活気が戻りつつある2022年6月。宴会も可能となったので、さっそく南粤美食を予約しました。

今回の宴会では、香港の陸羽茶室で食べたことがある料理と季節感のある食材を使った料理で構成をしてみることにしました。最初にコース内容を作成提出し、南粤美食オーナーの黃さんと何度かやりとりをして、味付けや調理方法を検討して内容を決定しました。


半年ぶりの宴会、期待は高まるばかりです。

蜜錢燒雲腿
中国ハムを蜂蜜に漬け込み衣をつけて揚げたもの。
香港中環の陸羽茶室の逸品です。この料理をオンメニューにしている店は香港で陸羽茶室以外に見当たらなく、日本では東京銀座にあった福臨門魚翅海鮮酒家での特別宴会で食べたことがあるだけです。かなり塩気の強い料理ですので、現在の健康志向から考えると失われつつある料理と言えるかも知れません。

白灼豬尖肚
豚の胃袋の先端を茹でたもの。
この絶妙な歯応えをどう表現したらいいのだろう?コリというかクニュというか・・・すばらしい美味しさに感激しました。

陳皮杏仁肺白湯
豚の肺と杏仁のスープ陳皮風味。
これも陸羽茶室の逸品。香港では陸羽茶室のほかに益新飯店、日本では横浜中華街の大珍樓と萬珍樓での特別宴会で飲んだことがあります。他店では陳皮を入れないことが多いのですが、陸羽茶室では陳皮を入れていて、その風味のよさが印象深かった。そこで、南粤美食でも陳皮を入れていただきました。やはり、陳皮を入れることで味が引き締まります。美味しい!香りも最高です!
黄金炸荳腐
豆腐に鹹蛋黄(アヒル塩漬け卵の黄身)を絡めて揚げたもの。
鹹蛋黄は癖のある味が残ることがあるのですが、これは完璧。ご飯が進む。幸せ。
當紅脆皮石岐乳鴿
南粤美食美食オーナー黄さんの故郷中山の名産であるハトをパリパリ揚げにしたもの。
日本においては、ハトは冷凍ものがほとんど。調理方法によってはその味わいが引き出せないおそれがあります。経験的に醤油煮にした方が良い結果が得られる可能性が高い印象があります。しかしながら、今回のパリパリ揚げは、素晴らしかった。いままでの経験を根底から覆す結果となりました。
蚕豆仁燒石斑魚
季節の空豆とハタの醤油煮。これは広東料理ではなくて、杭州料理です。本来であれば川魚を使うらしいです。空豆は薄皮から出して砕くことで、味が染み込みやすくしてあります。また、魚肉部分はすぐにほぐれます。なんというかな…全体が空豆と魚が渾然一体となったシチューのような状態。これを白飯にかけて食べるてみたのですが、いわるゆる激ウマでした。表現力がなくてすみません。メッチャクチャおいしいです。

辣腐乳炒通菜
夏らしい空芯菜を辛味のある腐乳と炒めたもの。
シンプルに清炒もいいのですが、たまにはちょっと味付けしてもらおう…ということで、辛味のある腐乳で炒めてもらいました。
気温があがると、どうしても食欲が減退します。そういうときに刺激のある味やかおりを投入することで食欲増進を図るのですが、宴会においても刺激のある味付けを挟み込むことで、ダレた味覚をリフレッシュさせたりします。もちろん、辛ければいいという問題ではなくて美味しくなくてはいけません。

炒牛河粉
牛肉と幅広麵の炒めもの。
宴会締めの炭水化物には悩みましたが、今回は河粉にしてみました。これまでの料理の流れからすると、ちょっとチグハグな印象があります。さっぱり味の麵料理か炒飯の方がよかったかも。料理は美味しいんですが、流れという意味で組み立てを誤ったかな。まだまだ勉強が足りません。

薑汁燉鮮奶
生姜プリン。
食事のデザートは、大好物のプリン。喉がヒリヒリするほど生姜が効いていてたまらない。生姜が大好きな私にとってこのくらいでないと満足できないんですよ。つまり、大満足の生姜プリンってことです。

【南粤美食への謝意】
今回も南粤美食には、難度の高い要求をだしましたが、らくらくとクリアしてきました。本当にすごいことです。オーナーの黄さんをはじめ、適切なサービスを提供してくれたスタッフのみなさんに感謝します。

【生きていることへの感謝】
新型コロナによる自粛開けの宴会。生き残ったことに感謝。さらに、世界的なインフレのため宴会の会費も上げざるを得なくなりました。それでも、友人たちは来てくれた。半年ぶりに合う面々、20年ぶりにあう友人、もう嬉しくて嬉しくて。
友人たちと楽しい時間を過ごすことができたことに、感謝。