2020/03/01

ホタルイカの春巻が食べたくなって五本木の中華銘菜慶qingに行く

ホタルイカのシーズンに突入すると、五本木の中華銘菜慶のホタルイカの春巻が食べたくなってウズウズします。今シーズも予約を入れて訪問しました。もちろん、予約時にホタルイカの春巻をリクエスト、あとはお任せです。
店に行く前に身体を清めるため、東横線学芸大学駅近くにある銭湯<千代の湯>に行ってみました。なかなかの盛況っぷり。ぬるめの炭酸風呂に15分くらい浸かっていると、ジワジワと汗が…風呂から上がってもぽかぽかと温まるのでした。これからは、慶に行く前には千代の湯で身体を清めるのが習慣になりそうです。

毎度のことながら、夜営業オープン直後に訪問。オーナーシェフの梁さんから「30年物の紹興酒が一杯分だけありますけど、飲ってみますか?」…断る理由などどこにありましょう?
1杯分をカミさんと分け合って飲みます。一杯のかけそば状態といいますか...手前どもは庶民です故(©浅草みどり)こうなります。グラスから立ち昇る豊かなかおり、透き通るような味わいが喉をとおって胃袋に落ちていきます。うまい!

それでは、スタートです。前述のように、春巻以外はお任せ。お任せとは言っても、オーナーシェフの梁さんは、私の好みをよくご存知ですので、それに沿った内容を提供してくれています。

蒸蠔
立派な蒸し牡蠣登場!長崎産だったかな?香りにやられ、味わいにやられました。おいひい~っ(©高田秋)。これなら、20個くらいいけます。生きているうちに一度、やってみたい。
蜜汁叉燒甜合桃
慶での食事は焼き物も楽しみのひとつ。広東料理らしい叉燒。コースなのでおとなし目の2枚。これを10枚くらいを白飯を盛った丼に載せて一気に食べてもまた美味しいに違いない。それから、胡桃の飴炊きもカリカリとした歯応えもあり、実に美味しいんです。

是日例湯(鴨肉、排肉、薏米、魚肉、鹹檸檬)
慶で楽しみなのは、例湯(その日のスープ)の存在です。廣東人の魂といいますか、日本でいうところの味噌汁のようなものでしょうか?体調が悪いときでも、これさえあれば栄養がとれてしまう。そして、なんと言ってもその沁みる美味しさがいい。

脆皮炸蛍烏賊春巻
揚げハルマキです。蝦醤風味をつけたホタルイカを巻いてあります。蝦醤の香りと強目の塩気とホタルイカの風味が実によく合います。この塩気を躊躇するとこのおいしさはでませんので、その見極めが凄いところです。
ところで、ハルマキはあまりにも食べ慣れ過ぎて、しばらく食べていなかった時期がありました。しかし、前年にこのホタルイカの揚げハルマキを食べて以来、頻繁にハルマキを食べるようになりました。ハルマキの美味しさと可能性を再認識させてくれた重要な一品です。

鹹魚炒春甘藍菜豬肉片
春キャベツと豚肉の鹹魚風味の炒め物。この時期ならではのキャベツの若々しい美味しさを前面に押し出してきました。こういう季節感を取り入れるのが嬉しい。
ちなみに、使われた鹹魚は鰆の鹹魚だそうです。


清蒸魚(メヌケ)
メヌケ...なんて美味しいのでしょう!しっかりとした肉質と歯応え、旨味。最上級のハタと遜色ありません。そして、葱とタレの香り...「ごはん下さい!」と叫んだところ、「大丈夫です」との返事。「大丈夫って何?」と思っていると…
でたぁ~っ!
絲苗白飯
長粒米、それも香り高い香米の土鍋炊きですよ!素晴らしい香りがテーブルを支配します。さっそく、清蒸魚のタレをぶっかけて食べます。美味しい!多幸感が湧いてきます!

豬腳薑醋
豚足を生姜、酢、冰糖で煮込んだもの。これ、大好きなんですよ。とりわけ、慶のはショウガをギンギンに効かせたタイプで、私好み。添えられたショウガも味が染みていくらでも食べられそう。ええ、もちろんこのタレ飲みました。ごはんにもかけました。一滴も残りませんでした。

おなかもいっぱいになったところで、〆のデザート。
草莓
阿福加德
おなかいっぱいでも、ちゃんと収まるんですよ。

今日も美味しかった!ごちそうさまでした!いつも思うのですが、慶で食事をすると、帰途は幸福な気分に包まれるんですよ。そういう気持ちにさせてくれる食事を提供する力を持っているって、凄いことだと思います。