友人宅で、総勢15名のピエンロー鍋宴会。
「ピエンロー鍋」とは、妹尾河童氏がエッセイのなかで触れて世に広めた白菜粉絲豬鷄肉火鍋のことで、氏の臨場感溢れる描写に接したひとなら誰もが一度は食べてみたくなる、そんな火鍋です。
詳細は、ここhttp://www.yui.or.jp/7jigen/club/penro1.htmlを参照してください。
今回の宴会では、妹尾河童氏仕様を忠実に守りつつも、ごま油を控えめにして、生姜片を加えるという我が家仕様としました。
妹尾河童氏仕様のままですと、ごま油の風味が鍋全体を支配してしまい、味が平坦になってしまいます。そこで、ごま油を少なめにして、さらに生姜を加えることで、味と香りに刺激と活力を与えました。
また、この日は幹事の厚意で大量の干しシイタケを使って出汁を作りました。
それから、火鍋後に残ったスープで作る粥には、冷たいベッタラ漬けがよくあうとのことでしたので、もちろん持参していきました。
いままで、家庭でしかこの鍋を食べたことがありませんでしたが、宴会では人数が多いため、食材の量が圧倒的に異なり、スープの旨みの濃度が断然違っていました。
さらに、古くからの友人どうし、デタラメな話をしてお腹を抱えるほど笑うという調味料も加わって、とてつもなく美味しいものに変身していました。
もちろん、火鍋後のスープで作る粥とベッタラ漬けの相性も素晴らしいものでした。
いやあ、楽しかった。
友人たちに感謝。
ピエンロー鍋を世に知らしめた妹尾河童氏にも感謝。
2012/04/01
登録:
投稿 (Atom)