宴会仲間が運転中にオープン準備中の「錦福 香港美食」を発見。「香港美食」を謳って実際に香港美食だった試しがないのに、ちゃんとオープン後に訪問するのが偉い。そして、この日以降、香港好きな連中の「錦福詣」が止まりません。閑古鳥が鳴いていた店が、数日で繁盛店になりました。
なぜ、繁盛店になったかって?インフルエンサーにタダ飯食わせて、中身のない紹介記事を書いてもらわなくたって、「圧倒的に美味い焼き物をだしている」だけで、評判は広がるもんです。
ところで、私も何度か錦福に足を運んで分かったことは、錦福のオーナーシェフの鞏氏は、焼き物の超エキスパートであること。あまりにもエキスパート過ぎて、焼き物以外の料理の段取りが悪く、時間がかかってしまうことが多々あるのです。ここで宴会をしたいと思っても、他のお客さんがいるようなときは迷惑がかかり難しそう。これはもう貸切る以外に道はありません。そして、何度も店に足を運んで、宴会内容を相談し、以下のように決定しました。
1.皮蛋酸薑
2.西湖牛肉羹
3.白飯
4.清炒青梗菜
5.港式燒味
(1)燒鷄肝
(2)燒鴨
(3)脆皮燒肉
(4)叉燒
(5)五香牛展
6.拔絲紅薯
今回のポイントは、宴会といえども、錦福は燒味のエキスパートなのでいろいろなことはせずに、燒味をメインに据えた点です。料理の順序は、香港中環にある鏞記酒家の燒鵝中心の宴会をイメージしながら考えました。
33名で貸し切り |
皮蛋酸薑 |
西湖牛肉羹 |
燒鷄肝 |
ネットリしたレバーの燒味。ヘタな店で食べると、ちょっと臭みがあったり、パサついたものに遭遇しますが、これは完璧。高品質なレバーペーストを齧るような触感。
燒鴨 |
脆皮燒肉 |
蜜汁叉燒 |
五香牛展 |
清炒青梗菜 |
拔絲紅薯 |
おいしかった!お腹いっぱいです!大満足です!
錦福は調理は1名、ホール2名という態勢で、33名の宴会に対応してくれました。本当に大変だったと思います。大感謝です。
そしていつもどおり、集まってくれる宴会仲間にも大感謝です。中国料理は、人数が揃わないと、こういう宴会ができないんですから。