本来、煲仔飯は秋冬の味覚なので、不時不食の観点から夏場に食べるのは間違っている気はしますが、美味しいですから仕方がありません。
この日は、鹹魚肉餅煲仔飯と椒鹽鮮魷(メニューにはなし)にしました。新鮮な烏賊が入ってきたばかりだったので、メニューにある白灼鮮魷をおススメされたのですが、椒鹽鮮魷な気分だったのでこっちにしました。
椒鹽鮮魷 |
最初に椒鹽鮮魷の登場です。面白いことに、一味唐辛子がかけられています。揚げたての烏賊の素晴らしい噛みごたえとおいしさに心が躍ります。さすがに、辛味としては一味唐辛子では風味が足りないようですが、そんな小さなこと、気にしてどうするのでしょう?出来立てのアツアツを食べることの幸せ!おお、なぜかビールがでてきました。ありがたいことです。
鹹魚肉餅煲仔飯 |
ちょうど店の2階では、廚師の以前からのご贔屓さんが宴会中のようで、上げ下げされる料理を眺めてみると、掌サイズの大きな魚翅の姿煮、伊勢海老のチリソース煮など、金払いのいい客だということはわかります。でも、正直なところ「興味の湧かない」内容でした。この店では、宴会料理は客側が積極的に提案・要求していかないと、面白いものはでてこなさそうです。
2階の宴会は、ひと段落したようで、廚師と雑談。秋冬は、煲仔飯のメニューを充実させたいことや、火鍋や粥鍋をやりたいといったことなども楽しそうに話していました。
この秋冬も週末は火鍋三昧になりそうです。各店、多種多様な火鍋で楽しませて欲しいものです。