宴会仲間から「巣鴨に廣東話と普通話しか通じない家庭料理店がある」との報告あり。そんな店があるだなんて、心穏やかにいられません。「これはすぐにでも行かねば!」と行こうと思ったら、友人が宴会をやるというので早速混ぜていただきました。
「なんだここか!」と苦笑いしながら狭い階段を降りると、居酒屋居ぬき感満載!いいじゃあありませんか!
店は、T字型の構造となっており、カウンター席4、奥には6人掛けのテーブルが2卓となっております。そして、女将さんの娘さんが少し日本語が話せるようです。しかし、娘さんがいなければ、この店では日本語は通じません。メニューも中国語ですので、行かれる方は十分に気を付けてください。
さて、この日は特別な料理ではなく、メニューから注文。
1.手撕鹽焗雞
2.例湯
3.荷葉飯
4.馬蹄魷魚蒸肉餅
5.蝦醤炒通菜
6.蒸鳳爪
7.鹹魚鷄粒茄子煲
8.大腸炒青瓜
9.馬蹄糕
これは、言い換えると、「プロの手によるレストラン料理」を期待するのであれば、他の店に行くべきだということ。華姐私房菜に行くのであれば、利用方法を間違えないようにしてください。なんてったって、この店は華姐私房菜(ワー姐さんのキッチン)なんですから!
ちなみに、この日は味付けが濃過ぎなものがありました。聞いてみると、「日本人向けに味濃いめにした」とのこと。日本人が味が濃いのが好きかどうかは別として、彼ら/彼女らはそう信じているひとが多いのです。
初めて行く店ではこれに注意しなくてはいけません。事前にどういう味付けにするか言っておくのがよいです。
非常に興味深い店がオープンしてくれました。今後の発展が楽しみです。