2018/08/15

東京神田小川町<狩の川>夏ならでは鱧鍋

真夏に「おでん」とか「鍋物」というのはなかなか思い浮かばないし、積極的に行こうとも思わないのですが、東京神田小川町狩の川に行くのなら話は別。お盆でしたが、営業しているとのことで、さっそく予約。


狩の川といったら「おでん」ですが、数年前から夏になると「鱧鍋」(要予約)を登場させています。

「和」のダシにこだわったおでんに対し、ここの鱧鍋はダシを張った土鍋にタマネギを大量に投入して「洋」なスープをつくり、そこに鱧をしゃぶしゃぶして、塩やポン酢で食べます。タマネギの甘みと香りが鱧によく絡んで、梅肉和えとはまた違った美味しさがあります。


鱧を食べきったら、〆はリゾットです。タマネギをトロトロになるまで煮込んで、お米とチーズと胡椒を投入するのですが、これがまた美味しい。

鱧鍋の最大の欠点は、これだけでお腹いっぱいになってしまうこと。
満腹で食べられない悔しさよ!
店に入って、ビールとお酒といつもの「鰯の梅煮」やら「イイダコの煮物」でスタートして鱧鍋を食べたらもうお腹は苦しい。そして、あの「<狩の川>のおでん」が思いっきり食べられなくなることが悔しい。


ああ、もっと大きな胃袋があればなあ。