2020年を迎え、グレゴリオ暦新年會を五本木の中華銘菜 慶 Qingで開催することにしました。
菜譜
佛山滷分蹄
紅谷米牛脷
沙茶滷鷄腎
脆皮五花腩
前菜としての燒味の数々。これを前菜扱いなどもったいない。メインだって張れると思う。
螺頭燉菜胆
時間をかけて作られた蒸スープ。廣東料理の神髄はスープ。蒸スープはその神髄をさらに高める技法だと思っています。螺頭(乾燥巻貝)からはものすごい旨味と香りが滲みでていました。
芋頭糕青菜
蘿蔔糕の芋版と野菜炒め。いままで持っていた芋頭糕のイメージを根底から覆しました。
明爐岩手鴨
今回の宴会用に特別に仕入れた岩手産のアヒル。脂のノリがよくて、胸肉ですらパサつくことなく、どの部位もまんべんなく楽しめました。
金銀蛋肉蟹
鹽蛋黄と皮蛋とワタリガニの炒め。沖縄産のノコギリガザミでやるはずだったのですが、業者さんの手違いがあり、ワタリガニで。ワタリガニ、いいじゃないですか!
海味煲仔飯
猛蠔、鱆魚、あとなんだっけ?乾貨てんこ盛りの炊き込みご飯。ものすごい予算が投入されています。味変用の上湯つき。この上湯がまた!
梁家的糖水
蜜棗、北杏、杞子、百合根、白果、蓮子、銀耳、氷糖、沖縄黒糖のデザート。あんなに食べたのに、きちんと収まるのが凄いよね。
2020年の幕開けに相応しい素晴らしい料理の数々。桁違いに美味しい料理を提供してくれたオーナーの梁さん、適切なサービスを提供してくれたスタッフのみなさんに感謝。
そして、毎回のどんちゃん騒ぎに付き合ってくれる宴会仲間にも感謝。2020年もよろしくお願いいたします。