2020/01/14

中華銘菜 慶 Qingで、グレゴリオ暦新年会2020

私が主催する宴会では、毎年、新年会を2回開催しています。ひとつはグレゴリオ暦新年會、もうひとつは農歴新年會です。
2020年を迎え、グレゴリオ暦新年會を五本木の中華銘菜 慶 Qingで開催することにしました。
私的には、慶は、南粤美食と双璧をなす絶対的な信頼を置いている廣東料理店です。今回のリスエストは、「なし」。完全にお任せです。しかし、慶で初めて宴会をするときに、「廣東料理で構成されていること。四川料理などは組み込まないでください。」とリクエストしたことが、今でも生きています。また、何度も通っていますので、慶のオーナーの梁さんも、私の好みをわかってくれているようです。当日まで何がでてくるのかわかりませんが、安心かつワクワクしながら当日を迎えることができました。そして、でてきたのが以下のとおり。まったく期待を裏切りません。
菜譜
佛山滷分蹄
紅谷米牛脷
沙茶滷鷄腎
脆皮五花腩
前菜としての燒味の数々。これを前菜扱いなどもったいない。メインだって張れると思う。
螺頭燉菜胆
時間をかけて作られた蒸スープ。廣東料理の神髄はスープ。蒸スープはその神髄をさらに高める技法だと思っています。螺頭(乾燥巻貝)からはものすごい旨味と香りが滲みでていました。
芋頭糕青菜
蘿蔔糕の芋版と野菜炒め。いままで持っていた芋頭糕のイメージを根底から覆しました。
明爐岩手鴨
今回の宴会用に特別に仕入れた岩手産のアヒル。脂のノリがよくて、胸肉ですらパサつくことなく、どの部位もまんべんなく楽しめました。
金銀蛋肉蟹
鹽蛋黄と皮蛋とワタリガニの炒め。沖縄産のノコギリガザミでやるはずだったのですが、業者さんの手違いがあり、ワタリガニで。ワタリガニ、いいじゃないですか!
海味煲仔飯
猛蠔、鱆魚、あとなんだっけ?乾貨てんこ盛りの炊き込みご飯。ものすごい予算が投入されています。味変用の上湯つき。この上湯がまた!
梁家的糖水
蜜棗、北杏、杞子、百合根、白果、蓮子、銀耳、氷糖、沖縄黒糖のデザート。あんなに食べたのに、きちんと収まるのが凄いよね。

2020年の幕開けに相応しい素晴らしい料理の数々。桁違いに美味しい料理を提供してくれたオーナーの梁さん、適切なサービスを提供してくれたスタッフのみなさんに感謝。

そして、毎回のどんちゃん騒ぎに付き合ってくれる宴会仲間にも感謝。2020年もよろしくお願いいたします。