2022/10/31

上海蟹宴会2022@中華銘菜 慶

上海蟹の季節となりました。新型コロナの状況も若干下火になりましたので宴会を決意。今回は目黒区五本木にあります中華銘菜 慶(Qing)での宴会となりました。
亀出し紹興酒
このあと、我々は盛大に酔っぱらうことに。
テーブルセッティング

 醉翁大閘蟹
清蒸大閘蟹

過去に何度となく上海蟹宴会を実施してきました。いろいろな上海蟹料理を食べてきました。おいしい料理も沢山ありました。しかしながら、最後に戻ってきたのはこの酔っ払い蟹と蒸し蟹です。やっぱりおいしい。季節の味。

薑茶

蟹は身体を冷やしますので、甘いショウガ茶で身体を整えます。

慶式滷味盆

豬腳、豬尾、豬肚、鳳爪、蓮藕の煮込み。コラーゲン祭り状態。こういう料理だされると、酒が進んでしょうがない。なかなか重い料理ですので、調子に乗って食べてしまうと、あとの料理に負担がかかります。参加者は持ち帰り前提で、一口づつ食べて皿を眺めています。みなさん、大人になりました。

ちなみに、翌日から肌の調子がよいです。

老火例煲湯

老火例煲湯(具)

雞翼、排骨、薏米、干白菜、干海螺の炊き込みスープ。広東料理ならではの心身に染み渡るスープ。なんだか身体が溶けそうです。

ちなみに、別皿ででてきた具材なのですが味がしっかり残っていますので、おいしく食べられますよ。

豉油皇大蝦

海老(長崎五島列島産クマエビ)の醬油煎り。ちょっと古風な海鮮系広東料理の華の登場。海老の鮮度、味の入り方、火の入り方で厨師の技術がなんとなくわかってしまう恐ろしい料理でもあります。梁さんの調理、凄いですよ。全然水がでてないし、味もしっかり入ってる。殻もバリバリ食べられちゃいます。なにより、おいしい。

絲米苗

で、海老の醬油タレには「白飯だ!」ということで、香米登場。もちろん、あとででてくる清蒸魚のタレも「白飯」、ばっちりあいます。

新薑炒芥蘭

秋らしく新ショウガ、マイタケ、ヒラタケを使ったガイランの炒め。キノコ類から滲み出るダシ、香り、新ショウガの鮮烈な味わいにひれ伏しました。

清蒸東星斑

長崎五島列島産のスジアラを蒸したもの。宴会用に大き目の魚を仕入れてくれました。で、店のスチーマーに入らないので半分に。身が分厚いのに火入れもよく、こんなに食べ応えがある清蒸魚は初めてです。

香味胡桃露
デザートは胡桃のお汁粉。和みのひととき。
宴会において、デザートタイムって重要なんですよ。
今日の宴会を振り返ったり、今後のことを考えたり。

【多幸感】
久しぶりの宴会なせいか、紹興酒が湯水のように消費され、みなさんいい感じに仕上がってしまいました。普段の宴会では忘れ物って滅多にないのですがこの日は何件かありました。新型コロナでいろいろ行動に制約がされ、慣れていたといってもやっぱりどこかに疲れがたまっていたのかもしれません。何かから解放された多幸感に包まれた宴会となりました。

【感謝】
こんなに素晴らしい時間を過ごせたのは、おいしい食事、おいしい酒、適格なサービスを提供していただいた中華銘菜・慶の梁さん、ならびにスタッフのみなさんのお陰の他なりません。ありがとうございました。