2022/12/02

【香港渡航記録】2022年11月21日~28日までの香港行きのために実施した作業の記録

 ■香港渡航記録

2022年11月21日~28日までの香港行きのために実施した作業の記録

★必ず読んでください★
この情報は、2022年11月21日~28日に滞在した私が実施した作業です。参考にするのはかまいませんが、なにか問題が発生した場合でも一切の責任はとりません。また、ご質問をいただいても一切の返信はいたしません。
香港へ渡航される方は、公的機関が公開する最新情報を入手をしてその内容に従ってください。

1.情報入手

公的機関の情報以外はすべて参考程度にする。

また、情報は頻繁に更新されるので出発直前まで変更の有無を確認する。

なお、旅行会社のサイトや個人のブログで情報は入手できるが、情報が最新でなかったり、情報に抜けがあったり、個々の事情で条件等が異なっている可能性がある。そのため、あくまでも参考程度とし、公的機関の情報を正とする。


1.1 公的機関【超重要】

(1)在香港日本領事館

https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/entry_procedures.html

(2)The Government of the HONG KONG Special Administration Region.

https://www.coronavirus.gov.hk/eng/inbound-travel.html

香港入境前、入境時、香港滞在中にやらなくてはいけないことは、このサイトにある。下記は、在留していた2022年11月21日~28日の間の概要。到着日が第0日、翌日から第1日~とされている点に注意。

1.2 利用航空会社

ANA 日本・海外の出入国情報について

https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/coronavirus-travel-information/immigration/

ANAでは、オンラインチェックイン時に事前渡航書類確認を実施していたので、このサービスも利用した。


2.日本出国までに準備したこと。

(1)スマホが国際ローミング(通話・SMS)ができるか否かの確認。

香港到着直後から、香港当局による感染症管理の連絡はSMSを通じて行われる。そのため、日本にいる時点で使用しているスマホが国際ローミングに対応しているか確認。

ちなみに、OCNモバイルONEは、国際ローミングは申請しないと適用されない。もちろん、申請したため現地では使用できた。

(2)新型コロナワクチン接種証明書海外用の取得(データ、紙)

・出発日の時点で香港当局によるワクチン接種規定回数は3回となっていた。4回接種していたので問題なし。

・当局が認めている新型コロナワクチンにファイザーが含まれていた。ファイザーを接種していたので問題なし。

・結局、印刷データは使わなかったが、万一に備え用意しておいた方がよい。

(3)迅速抗原検査の陰性結果の取得(出発予定時刻の24時間前以内)

・コクミンドラッグで迅速抗原検査キットを購入した(1500円くらい)。

・キット本体と紙に名前(ローマ字)、検査日時を記し、写真に撮って保存した。

・実際には写真を使用する場面はなかったが、写真保存は在香港日本領事館が推奨していた。

(4)ANA事前渡航書類確認

ANAのオンラインチェックイン前の事前渡航書類確認サービスを実施。

提出した情報は以下のとおり

・パスポートを撮影したもの

・新型コロナワクチン接種証明書海外用データ

・迅速抗原検査の陰性結果と紙に書いた名前(ローマ字)と日時を撮影したもの

(5)ANAのオンラインチェックイン実施

(6)宿泊ホテル名、住所、電話番号の確認

(7)香港保健省のオンライン健康申告の入力

香港保健省: www.chp.gov.hk/hdf

・香港に持っていくスマホで実施する。

・サイトは非常に重く、何度も落ちる。

・新型コロナワクチン接種証明書海外用データを読み込ませる必要がある。

・国際ローミングでSMSが使用可能であることを確認したスマホの電話番号を記入する。

+国番号スマホの携帯電話番号の先頭の0を抜いた値

 (例)+8190nnnnnnnn

ここで登録した電話番号が香港滞在中の連絡先として引き継がれる。

登録が完了すると、グリーンのQRコードが発行される。

⇒QRコードのスクリーンショットを必ず保存する。⇒香港入境時に使用する。

3.日本出国

事前渡航書類確認は実施済みなので、いつもどおり。


4.香港入境

2022年11月21日到着時のフロー


(1)スマホに保存したグリーンのQRコードはすぐに提示できるように。

(2)PCR検査

飛行機を降りて、入境客の進む方向に行くと、PCR検査場がある。

グリーンのQRコードを提示すると、首にIDをぶら下げてくれる。

そのまま、PCR検査を受ける。

PCR検査が終わったら、そのままイミグレを通って荷物を受け取って、宿泊先へ。

PCR検査結果は、翌日SMSで連絡が来る。


5.宿泊先に着いたら

(1)医学監察通知書のダウンロード

イミグレの手前で、医学監察通知書のダウンロード手順書をくれる

ここからダウンロードする。

https://www.chp.gov.hk/qoms/

ダウンロードに必要な情報

・グリーンのQRコード記載のIDの下4桁

・パスポート番号

医学監察通知書PDFをスマホにダウンロード

(2)ワクチンパスアプリ「LeaveHomeSafe」をダウンロード

(3)ワクチンパスアプリと医学監察通知書をリンクさせる

・ワクチンパスアプリ「LeaveHomeSafe」を起動

・VaccinePassボタンを押す

・(1)でダウンロードした医学監察通知書を読み込む。

・医学監察通知書に「黄碼 Amber Code」のQRコードがある。これを読み込み画面に合わせて登録すると、リンク完了となる。

(4)PCR検査の予約

到着日の2022年11月21日に、PCR検査数は緩和され3回から2回になっていた。PCR検査は、到着時に実施しているので、翌々(DAY2)を予約した。

<PCR検査の予約サイト>

https://www.communitytest.gov.hk/en/

・検査費用は無料

・検査の際には、パスポートの原本を提示

・結果は翌日にSMSで通知

(5)迅速抗原検査(RAT)キットを購入。

到着日の2022年11月21日の翌日(DAY1)から7日間(DAY7)まで、出かける前に体温検査とRAT検査を実施し、報告する必要があった。検査キットは、街中の薬局で買える。1回分10HKDくらい。日用雑貨の日本城でまとめ売りをしていて、10回分が70HKDくらいだった。友人によると屋台でも売られているらしいが、ここまでくると本物かどうか怪しい。

6.香港滞在中

(1)迅速抗原検査(RAT)と体温検査

香港到着日翌日(DAY1)から7日間(DAY7)まで、外出前に毎日実施し、結果を登録する。

・毎日(午前・午後)2回検温

・RAT検査-結果とローマ字で名前と日付を写真に撮る。

・結果を下記に登録する。

2019冠病毒病電子医学監察系統

https://nhqsdata.hqss.ogcio.gov.hk/ibt/#/login

ログインに必要な情報

・パスポート番号

・スマホの+を除いた電話番号 例:8190nnnnnnnn

・医学監察通知書の1ページ目の右下のQRコード下にある番号の下4桁。

・帰国日が決まっているのなら、上記サイトの

「Modify Personal Infomation」の項目で、帰国日を設定する。

(2)PCR検査に行く。

香港到着翌々日(DAY2)に予約した日時場所にパスポートを持って行く。

結果は検査翌日にSMSで届く。

(3)ワクチンパスの使用(コードアンバーの期間)

・香港到着日(DAY0)から2日間(DAY2)まで(ワクチンパスのコードがアンバーの期間)は外食は不可(食事の持ち帰りは可)。娯楽施設等への入店も不可。スーパー、ショッピングモール等での買い物は可。

店舗に入店するときは、以下のアクションが必要。

・店頭にQRコードが掲げられている。

・ワクチンパスアプリ「LeaveHomeSafe」を起動し、ENTERを押して、このQRコードを読み込ませる。

・画面がアンバーのQRコードに変わり滞在時間の計測が始まるので、店や施設からでるときに、LEAVEボタンを押す。

(4)ワクチンパスの使用(コードブルーの期間)

PCR検査結果、RAT検査結果に問題がなければ、香港到着翌日から3日目(DAY3)の午前9時にワクチンパスのコードはアンバーからブルーに変わる。変わらなかったら、ワクチンパスのタスクをいったん終了させるかスマホを再起動させてみる。これで、外食可、娯楽施設等の入店も可となる。

飲食店に入るときは、以下のアクションが必要。

・ワクチンパスを起動。

・ENTERを押下し、店頭のQRコードを読み込ませる。

・画面が青のQRコードに変わる(滞在時間の計測が始まる)。

・そのQAコードを店頭の機械、または店員さんが持つスマホで読み込ませる。

・店をでるときに、LEAVEボタン押下。


7.日本帰国

帰国前に用意すること。

ファストトラックのダウンロードと入力。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24332.html

入力はけっこう大変なので、日本でもできるところまではやっておく。


【その他】

1.旅行者保険の内容確認

(1)保有クレジットカードの旅行者保険内容確認

   病気治療が150万円(少ない)。

(2)バラで加入できる旅行者保険で病気治療2000万円を追加。

(3)緊急時の連絡先確認(現地・日本)


2.現地での通信環境

(1)日本との通話・SMS

日本で使用するスマホを国際ローミング経由で通話・SMSを利用。

いままではほとんど使わなかったが、新型コロナ対応でSMS利用が大前提となった。

(2)現地での通話とインターネット環境

SIMフリー端末を持って行って、現地で旅行者SIM利用。現地の友人との通話は旅行者用SIMに割り当てられた電話番号で通話。デザリングして、ルーター代りに利用している。

いつも csl. Tourist SIM Cardを利用している。

いままで、APNに「mobile」と設定するだけで利用開始できた。

今回から、この3ステップが必要になった。

・実名登録

・SIM管理登録

・APNに「mobile」を設定

非常にメンドクサイ。

SIMの登録がメンドクサくなっているとの情報を事前に得ていたので、香港国際空港のバゲージクレームを出たところにある1010ショップでアクティベートしてもらおうと思っていたのですが、営業していなかった。そこで、いつもどおり、7-11で購入して自分でアクティベート。使えるようになるまで苦労しました。

3.八達通

香港国際空港のバゲージクレームをでたところで最初にやることって、八達通の残高照会。3年ぶりの香港、失効してました。

八達通は、未使用1000日を超えるといったん失効します。香港国際空港のMTRのサービスカウンターに行ってリアクティベートしてもらいます。チャージしていた電子マネーも復活します。

4.空港バス CityFlyer

いつも、空港からは空港バスでホテルに向かうのですが、今回は利用客減少で本数が激減していました。

以上