2017/12/16

中華名菜慶Qingでセイコガニの卵炒めを食べたら陸羽茶室の珊瑚炒桂花翅を思い出した。

忘年会(馬友皇帝餐ってなにもの?中華銘菜慶Qingで忘年会第二弾)のとき、店内の黒板メニューに書いてあったセイコガニ料理が気になり過ぎて居ても立ってもいられなくなって、翌週中華名菜慶Qingを再訪しました。
2017/12/16の黒板メニュー
訪問当日の夕方に電話をして、テーブルを予約。セイコガニがあることを確認して、取り置きしていただきました。急に思い立ったときでも、電話を入れて予約した方がよいようです。

今回の料理は、黒板メニューを中心に組み立てました。
甜合桃・明爐蜜汁叉燒
残念ながらこの日の焼き物は、燒鴨はなく叉燒のみということで、叉燒。それから、胡桃の飴炊きの盛り合わせ。
叉燒のギラギラ感を押さえながらワイルドな味わいを残すという難しいことをやってのけています。

XO醤
慶Qing特製のXO醤。
ものすごい量の瑶柱と蝦米を投入した美味しさの塊。これをビールのあてにしたり、白飯にのっけたりで大活躍。一口ほお張った瞬間に脳裏を横切ったのは、香港九龍にある半島酒店のレストラン嘉麟樓のXO醤。比較しても全く引けをとらない美味しさです。嘘だと思ったら食べてみてください。「慶の方が美味しい」と、きっとあなたは判定します。これ、予約制で売ってくれないかなあ。

是日例湯
慶のお楽しみのひとつである今日のスープは、蓮根・干し法螺貝・骨付き豚バラ・鷄手羽・廣東白菜をコトコト煮込んだもの。この材料だもの!美味しいに決まってます。

例湯の具
蓮藕・響螺・排骨・鷄翼・白菜仔
例湯の具を別皿で提供してくれます。味もしっかり残っていますので、お惣菜として一品になります。 

煎蛋日本威勢子蟹
セイコガニの卵炒め。これを食べに来たんだあ。食べた瞬間に思い出したのが、香港中環の陸羽茶室の珊瑚炒桂花翅。材料は違うのだけど、なぜか思い出したのがそれ。風味が似てるんだね。もし、浙江酢があったら完全に同じ味になったかも。これもごはんにのせて食べてみたところ、どうしようもなく美味しかった。

清蒸垢穢魚
超高級魚クエの切り身の蒸し物。切り身なのになかなかのお値段。そして、歯応えがあり、香りもよく、そして美味しい。食べ終わって残ったタレに、当然のように白飯投入。言うことなし!
それから、もちろん白飯も注文(画像なし)

ああ、もうお腹いっぱいで、甜品にまでたどり着けませんでした。これだけ美味しいものをお腹いっぱい食べて、2名で8千円台です。職場の美味しくもなんともない店での宴会会費が4000円。それと比べただけでも、慶での食事がどれほどお得なのかがわかります。