2017年も暮れようとしている12月29日。この日は、飛び込みで訪問。「1時間後に予約のお客さんが来るまで」という条件で着席を許可されました。
この日食べたのは以下のもの。
滷水鴨 |
薑葱生蠔荳腐煲 |
芥蘭炒臘味(臘肉・臘腸) |
南瓜粟米糖水 |
美味しかった。何かと忙しい年の瀬に幸せなひとときを過ごせました。
【ちょっと思ったこと】
南粤美食は、オープン当初から鹽焗鷄のじわじわと来る美味しさにやられた顧客の評判を呼び、改良を重ねた香港式雲呑麺は香港の人気店と比肩し得る水準に達し、香港マニアの間では噂が噂を呼んでいます。
オープンした頃は、お客さんが来なくて困っていた店ですが、誠意ある料理を作っていれば、マスコミにステマ記事を書いてもらわなくても、インフルエンサーにタダ飯食わせてブログに書いてもらわなくても、ちゃんとリピーターがつく。そして、鹽焗鷄や香港式雲呑麺といった「名物料理がある」店は強いです。
南粤美食の登場とその後の人気ぶりは、個人経営の店にとって、参考になるところが沢山あるんじゃないかと思うわけです。