行ったこともない店、それも私の全くの専門外のフランス料理店での宴会。
犠牲を覚悟で新店開拓に臨み、どんな目に遭わされても「今日は勉強になりました」と笑って流せる鋼鉄の意志を持つ真の勇者１６名で訪問。
今回の宴会場は、横浜馬車道の「ロティスリー アルティザン」。
この店は、横浜元町にある”すべてが大雑把で、その大雑把さ具合が却って心地よく、地元民の支持を集めている”「ブラッスリー アルティザン」がオープンさせたフランス式ロースト専門店です。
どんな店なのか？本店の大雑把さをちゃんと継承しているのか？フランス式ローストとはナニモノなのか？というところが気になります。
ロティスリー アルティザンは、本店とは違って、オシャレな外観で、かなり怯みましたが勇気を奮い立たせて店内に突入。シャンパーニュで乾杯のあとは楽しいばかりの宴会となりました。
メインのローストは、氷室（熟成）豚、シャラン産窒息鴨、仔羊の３種をだしていただきました。ローストマシンで時間をかけて焼いたそれは、フライパンやグリルで焼かれるものとはまた違った味わいがあります。美味しいとか香りがよいとかそれだけではない何か･･･動物の生存本能にダイレクトに働きかけるような力強いもの、あるいは非常にエロティックな魅力を持っているような印象がありました。
また、前菜からデザートに至るまで、すべてが本店の大雑把をきっちり継承し、ストレートに本能に突き刺さる料理を堪能でき、大満足でした。
＜補足＞
予約時に、既存の飲み放題つきパーティーメニューではなく、飲み物代別で食事代5千円で「仔羊のローストさえあれば、あとはお任せします」というリクエストをつけてパーティーメニューを作っていただきました。
またここで宴会やりたいです。
グジェール
蟹の富士山盛り
生ハムとカンパリに漬けたグレープフルーツ盛り
豚肉のリエット
鎌倉野菜のクリュディテ
グリエールチーズと肉汁ローストポテトのオムレツ
ロースト：氷室豚
ロースト：仔羊
ロースト：シャラン産窒息鴨
これは、追加メニュー：スクスクロワイヤル（この日は、メルゲーズ、鷄、牛肉の盛り合せ）
ブラウンシュガークレープ、男気プリン、スコッチウイスキーアイスクリーム
